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本会について

最終更新時間:2014年10月05日 16時33分50秒

本会について

企画案内

タイムテーブル

10:00〜11:00受付開始
11:00〜12:00アニメとサイエンス・フィクション、その系譜
12:00〜13:10休憩
13:10〜14:20ショートショートの縦*横*高さ――ショートショート作家のきまぐれ放談――
14:20〜14:30休憩
14:30〜15:30精神医学とSF企画
15:30〜15:40休憩
15:40〜16:40いい女vsいい女企画
16:40〜クロージング

※時間は仮のものです。

アニメとサイエンス・フィクション、その系譜

企画案内
SF、アニメの双方にわたり横断的に批評活動を展開する新進気鋭の評論家、山川賢一氏をお招きし、虚淵玄を軸に、エヴァ・ウテナ・ナウシカなど自著でとり上げてきたトピックについて自身の問題意識に則して深く語って貰うとともに、SF一般からSFマンガにも造詣が深く、山川氏自身も強く影響を受けた稲葉振一郎氏をお呼びし議論を深めてもらいます。
出演者/プロフィール(敬称略)
山川賢一
1977年生まれ。SF・文芸評論家。2011年に刊行した処女作『成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論』が大きな反響を呼ぶ。その後も、『Mの迷宮 『輪るピングドラム』論』、『エ/ヱヴァ考 』などアニメ作品の評論で注目を浴びる。共著に『Fate/Plus 虚淵玄 Lives 〜解析読本』など。
稲葉振一郎
1963年生まれ。経済学者、社会学者。明治学院大学社会学部教授。専門は社会倫理学。主な著作に『ナウシカ解読 ユートピアの臨界』、『オタクの遺伝子 長谷川裕一・SFまんがの世界』、『モダンのクールダウン 片隅の啓蒙』など。SF・マンガの解説やレビューについても多く手がける。
時間
11:00〜12:00

ショートショートの縦*横*高さ――ショートショート作家のきまぐれ放談――

企画案内
近年、再注目されてきているショートショート。このショートショートの魅力や可能性について、井上雅彦氏、太田忠司氏、江坂遊氏、田丸雅智氏の4名に語っていただきます。テーマはショートショートの系譜や楽しみ方、そしてこれからのショートショート、星新一の人工知能は完成できるかなど何でもあり! 司会には田丸雅智氏を予定しています。
出演者/プロフィール(敬称略)
 井上雅彦
小説家、アンソロジスト。1983年、星新一ショートショート・コンテストで「よけいなものが」が優秀作に選ばれ、作家デビュー。著書はショートショート集『1001秒の恐怖映画』『綺霊』『髏漫』のほか『竹馬男の犯罪』『異形博覧会』『燦めく闇』『遠い遠い街角』『四角い魔術師』など多数。書き下ろしアンソロジー・シリーズ「異形コレクション」の監修を務める。
 江坂遊
ショートショート専業作家。1980年、26歳の折に星新一ショートショート・コンテストで「花火」が最優秀作品に選ばれ、作家デビュー。著書は『仕掛け花火』『ひねくれアイテム』『鍵穴ラビリンス』『チョコ★ド』『小さな物語の作り方』など多数。「星派道場」をひらき後進を育成中。『ふしぎな手塚治虫と夢コラボ(バンパイヤ編)』が樹立社より近日出版予定。
 太田忠司
小説家。1981年、星新一ショートショート・コンテストで「帰郷」が優秀作に選ばれ、作家デビュー。1990年初の長編ミステリ『僕の殺人』の出版をきっかけに専業作家になる。『月読』『奇談蒐集家』『星町の物語 奇妙で不思議な40の風景』など著書多数。映画化された『新宿少年探偵団』をはじめ、〈狩野俊介〉シリーズや〈高校生探偵甘栗晃〉シリーズなどのジュブナイルミステリを多く執筆。
 田丸雅智
小説家。2011年『物語のルミナリエ』に「桜」が掲載され、作家デビュー。翌年「樹立社ショートショートコンテスト」で「海酒」が最優秀賞を受賞。今年出版された初の単著『夢巻』が話題となっている。小・中学校への出張授業も多数行っている。
時間
13:10〜14:20

精神医学とSF

企画案内
これまで意外と語られることの少なかった精神医学とSF。その関わりを、現役の精神科医でありSFレビュアーでもある風野春樹氏と、SF作家であり最新長編では精神医学を扱うという宮内悠介氏をお迎えしての対談企画となります。
出演者/プロフィール(敬称略)
 風野春樹
精神科医。SFレビュアー。1969年生まれ。2013年『島田清次郎 誰にも愛されなかった男』を刊行。「本の雑誌」で「サイコドクターの日曜日」、「こころの科学」で「精神科から世界を眺めて」連載中。
 宮内悠介
小説家。1979年生まれ。2010年に「盤上の夜」で創元SF短編賞山田正紀賞受賞。2012年に『盤上の夜』で単行本デビュー。他に『ヨハネスブルグの天使たち』で日本SF大賞特別賞受賞。二度直木賞候補になる。
時間
14:30〜15:30

いい女vsいい女 〜スリップストリーム文学の西と東〜

企画案内
純文学と呼ばれる領域で、SF・ホラー・ファンタジーといったジャンルの文法を取り入れた越境的な作品(しばしばスリップストリームと言われるような作品)が珍しくなくなっています。そこで、藤野可織氏と岸本佐知子氏をお迎えし、ご関心に沿ってスリップストリーム文学について存分に語ってもらいます。お二人のお好きな作品リストも配布予定。
出演者/プロフィール(敬称略)
 岸本佐知子
翻訳家。1960年生まれ。ミランダ・ジュライ、リディア・デイヴィス、ニコルソン・ベイカー、ジャネット・ウィンターソンをはじめ数多くの英米作家の翻訳で知られる。近年はオーストラリアの絵本作家ショーン・タンの翻訳でも活躍する。編訳に『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』、主なエッセイに『ねにもつタイプ』。
 藤野可織
小説家。1980年生まれ。2006年、「いやしい鳥」で文學界新人賞受賞。2013年、「爪と目」で芥川龍之介賞受賞。2014年、『おはなしして子ちゃん』でフラウ文芸大賞受賞。近刊は『ファイナルガール』。
時間
15:40〜16:40