開催概要
最終更新時間:2024年10月07日 15時07分59秒
開催概要
開催概要
本会(講演企画) タイムテーブル
企画内容 | |
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10:00~10:50 | 受付 |
10:50~11:00 | オープニング |
11:10~12:00 | 橋本幸士 「科学を『エンタメ』する」 |
12:00~13:00 | 昼休憩(一時間) |
13:00~14:00 | 友田とん 「『百年の孤独』を代わりに読む」という方法 |
14:00~14:10 | 休憩(10分) |
14:10~15:10 | 嵯峨景子×須賀しのぶ 「少女小説の記憶――SF・異世界・コバルト文庫」 |
15:10~15:20 | 休憩(10分) |
15:20~16:20 | 人間六度×吉田夜世 「ボカロ(小説)とSF」 |
16:20~16:30 | クロージング |
16:30~ | 撤収 |
合宿(持ち込み企画)タイムテーブル
企画部屋① | 企画部屋② | 企画部屋③ | |
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19:00~ | オープニング | ||
19:15~20:15 | 立川わんだ「立川わんだのSF落語」 | かもリバー「ヨーロッパ企画企画 SF演劇を語る部屋」 | 木下充矢「第11回日経『星新一賞』受賞全作品を語る(当事者が)」 |
20:15~20:30 | 休憩 | ||
20:30~21:30 | 井上彼方「食とSF」 | 林田茂・池田武「ワールドコンレポート in グラスゴー」 | 下村思游「円城塔『ムーンシャイン』を語る部屋」 |
21:30~21:45 | 休憩 | ||
21:45~22:45 | 牧紀子(みいめ)「SFファン交流会出張版:いつかマンガミュージアムみたいに!〈SFファン活動〉アーカイブ化計画」 | 大戸又「SF/ファンタジー同人アンソロジストの公開ブレスト(ネタ出し会)」 | 堀川夢「ウィッチ、モンスター、バッドガール ~フェミニストが見たワールドコン報告会~」 |
22:45~23:00 | 休憩 | ||
23:00~ 0:00 | 河内舟月「阿部登龍インタビュー」 | 祭谷一斗「生誕50周年に寄せて、伊藤計劃『ハーモニー』を98%読む」 | 東方綾「最新SF・ファンタジイ情報 こんな本が出ます」 |
0:00~ 0:15 | 休憩 | ||
0:15~ 1:15 | 鈴木力「オールタイム・ベストを考える部屋~何を選び、どう投票するか~」 | 同上 | 貝光脩「東京創元社と最新海外SFを語る部屋」 |
8:00~ | クロージング |
本会(講演企画) 企画案内
橋本幸士 「科学を『エンタメ』する」
- 企画案内
- SFというジャンルは、フィクションでありながら、ノンフィクションの極致ともいえる科学とは切り離せない。物理学者でありながらSF監修者でもある橋本幸士氏に、科学とSFの関係性について語っていただく。
- 出演者/プロフィール(敬称略)
- 橋本幸士
- 京都大学大学院理学研究科教授。専門は素粒子論(弦理論)。理化学研究所の研究員や、大阪大学の教授などを経て2021年より現職。映画『シン・ウルトラマン』の理論物理学監修や『オッペンハイマー』の字幕監修も務め、メディアへの出演や講演会など、研究以外の活動も精力的に行っている。著書に『物理学者のすごい思考法』、『超ひも理論をパパにならってみた』などがある。
友田とん「『百年の孤独』を代わりに読む」という方法
- 企画案内
- SFや幻想文学の名作にはしばしば「難読書」と呼ばれるものがある。本講演では、『百年の孤独』の文庫化を見計らったように文庫化を果たした、『『百年の孤独』を代わりに読む』の著者・友田とんを迎え、自分の好きな作品を誰かに紹介するときのための、新たな思考ツールに迫る。
- 出演者/プロフィール(敬称略)
- 友田とん
- 京都府出身の作家。博士(理学)。2013年頃よりnoteなどで作品を発表しはじめ、2018年に自主制作した『「百年の孤独」を代わりに読む』を文フリ東京にて発表。その後2019年にひとり出版社・代わりに読む人を立ち上げ、書籍や雑誌の編集も手掛ける。主な著書に『ナンセンスな問い』(エイチアンドエスカンパニー)、『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』シリーズ(代わりに読む人)、『「百年の孤独」を代わりに読む』(早川書房)など。
須賀しのぶ×嵯峨景子「少女小説の記憶――SF・異世界・コバルト文庫」
- 企画案内
- 少女小説――少女のために紡がれる物語には、時としてSF・ファンタジーによる「異なる世界」が必要不可欠である。少女小説研究家・嵯峨景子さんと、コバルト文庫出身作家・須賀しのぶさんを迎えて、かつて読者/作者であった両名に「少女小説の記憶」を語っていただく。
- 出演者/プロフィール(敬称略)
- 須賀しのぶ
- 1972年生まれ。史学科出身。1994年、『惑星童話』でコバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞しデビュー。少女小説レーベル・コバルト文庫時代の代表作に『キル・ゾーン』『流血女神伝』シリーズがある。2007年頃から一般文芸に移行し、歴史小説を主に執筆。『芙蓉千里』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、『革命前夜』で大藪春彦賞、『また、桜の国で』で直木賞候補、高校生直木賞受賞。
- 嵯峨景子
- 1979年生まれ。ライター・書評家・大学非常勤講師。特に少女小説の研究家として知られる。主著に『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』『氷室冴子とその時代』『少女小説を知るための100冊』、編著に『大人だって読みたい! 少女小説ガイド』等。2024年、星海社より刊行された日本SF作家クラブ企画のアンソロジー『少女小説とSF』に編者として参加。
「ボカロ(小説)とSF」
- 企画案内
- 音声合成技術の関連でSFとの繋がりも密接なボカロだが、楽曲だけでなく、「ボカロ小説」などメディアミックスコンテンツの存在も無視できない。本企画では、ボカロ小説を多く手がけるSF作家・人間六度さんと、SF的モチーフに親和性のあるボカロP・吉田夜世さんが、ボカロ(小説)とSFを熱く語る。ニコ厨集合!
- 出演者/プロフィール(敬称略)
- 人間六度
- 小説家。日本SF作家クラブ会員。自費出版作『BAMBOO GIRL』の文庫版で商業デビューしたのち、ハヤカワSFコンテスト大賞と第二十八回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞をダブル受賞。「ボカロ小説」の著書としては『過去を喰らう (I am here) beyond you.』(一迅社)と『トンデモワンダーズ』(メディアワークス文庫)がある。
- 吉田夜世
- ボカロP。ニコニコ動画とYouTubeをメインに活動している。初音ミク、重音テトSVを用いることが多い。一番の人気曲「オーバーライド」は、YouTube上の再生回数が3500万回を優に超えている(記事執筆時点)。同作のプログラミング的世界観とSFは親和性が高い。
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