開催概要
最終更新時間：2023年12月03日 15時32分35秒
開催概要
開催概要
今年度の京フェスは二日間開催です。
〇1日目(12/2 土) 招待講演
「オンラインでの講演およびyoutubeでのライブ配信」を予定しています。SFに関連した様々なテーマについて、カルチャーの最前線で活躍されている方々をお呼びし、1時間程度の講演をして頂きます。以下のURLから無料で視聴できます→https://youtube.com/live/CE2Rytr-TfI?feature=share 講演の詳細は企画一覧をご覧ください！
〇2日目(12/3 日) 一般企画
「discord上でのオンライン開催」を予定しています。こちらはみなさまから企画を募集し、Discord上に集まってわいわい楽しむ会となっております。DiscordのURLはこちら→ https://t.co/29G4tf7d3b
2日目はDiscordとZoomを併用する形で行います。例年の京フェス合宿をオンライン上に再現するイメージです。参加者の方に持ち込んでいただいた企画に参加者の方が自由に参加して交流できるようにします。
Discordは基本プラットフォームに用います。全体チャンネルで参加者全員への連絡や告知を行い、企画ごとの個別チャンネルで企画の進行や参加者間の交流を図ります。
ビデオ・音声通話を必要とする企画ではZoomを利用します。Discordのボイスチャット機能は使用しません。
京フェスは企画を募集しています。詳細については企画持ち込みをご覧ください。
- Discordとは
- 細かなチャンネル分けをしてチャンネルテキストチャットが利用できるコミュニケーションツールです。
公式サイト（外部リンク）
使い方
【保存版】Discord(ディスコード)の使い方を図解解説!（外部リンク） - Zoomとは
- ビデオ・音声通話ができるサービスです。
公式サイト（外部リンク）
企画形式(一般企画)
- 1. Zoomでのビデオ通話＋Discordでのテキストベースチャット
- Zoomを用いてビデオ通話で企画を行います。企画提供者からの一方向配信とするか、参加者との双方向配信とするかは、企画提供者にお選びただけます。
- 2. Discordでのテキストベースチャットのみ
- ビデオ・音声通話を用いずにテキストのみで企画を行います。
- 3. その他
- 企画提供者が特に利用したいサービスなどがある場合は実行委員会までご相談ください。
招待講演（1日目）タイムテーブル
| 企画内容 | |
|---|---|
| 16:30～17:00 | オープニング |
| 17:00～18:00 | 橋本輝幸×鯨井久志 海外SF紹介者という仕事 |
| 18:10～19:10 | 久永実木彦×ホークマン×メカルーツ 猫×アポカリプスの時間だにゃ～！ |
| 30分休憩 | |
| 19:40～20:40 | 高島雄哉 SFをSF考証する |
| 20:50～21:50 | 夏海公司×周藤蓮 20年代のSFとライトノベル |
一般企画（2日目）タイムテーブル
| ZoomA枠 | ZoomB枠 | Discord | |
|---|---|---|---|
| 16:30～17:00 | オープニング | ||
| 17:00～18:00 | 東京創元社と最新海外SFを語る部屋 | 土地的なSF ～SF的な想像力とそこで暮らす人々～ | |
| 18:10～19:10 | 最新海外 SF・ファンタジイ情報 こんな本が売れてます | カクヨム円城塔賞攻略部屋 | |
| 30分休憩 | |||
| 19:40～20:40 | 海外クィアSFの広がり | 京フェス若者部屋 | |
| 20:50～21:50 | 賀東招二先生に訊く物語の世界観 | 京フェス若者部屋 |
招待講演（1日目）企画案内
橋本輝幸×鯨井久志 海外SF紹介者という仕事
- 企画案内
- SF翻訳家の仕事はときに作家の発掘やアンソロジー編纂、邦題の考案にまで及ぶ。今年翻訳家デビューした鯨井久志とSF書評家歴15年目の橋本輝幸を迎え、SF紹介業というタフな仕事を受け継いだ経緯と海外SFの魅力を聞きだす。
- 出演者／プロフィール（敬称略）
- 橋本輝幸
- アンソロジストやレビュアーとして活躍。主な編著書にハヤカワ文庫SF『2000年代海外SF傑作選』、『2010年代海外SF傑作選』、中央公論新社より『中国女性SF作家アンソロジー 走る赤』（武甜静／大恵和実との共編）。また新しいSFとファンタジーの文芸同人誌『Rikka Zine』の制作・責任編集も務める。
- 鯨井久志
- サークル「カモガワ編集室」主宰（空舟千帆と共同）として、主に海外文学やSFのレビューなどを扱う同人誌『カモガワGブックス』（現在Vol.4まで刊行中）を制作。また、ジョン・スラデック『チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク』（竹書房文庫）、M・ショウ「孤独の治療法」（SFマガジン2023年10月号）など、近年は書評家だけでなく翻訳家としても活動している。
猫×アポカリプスの時間だにゃ～！
- 企画案内
- 猫SFは息が長い。『夏への扉』といった名作は、数え上げればきりがない。古来より猫は人類を魅了している。他方でアポカリプス。人類の最重要テーマである。愛猫家、パニック映画愛好家として知られる久永実木彦と、漫画『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』の著者であるホークマンとメカルーツが猫、そしてアポカリプスを語り尽くす。
- 出演者／プロフィール（敬称略）
- 久永実木彦
- 2017年に『七十四秒の旋律と孤独』で創元ＳＦ短編賞を受賞しデビュー。以降ラジオ「読んで実木彦」等、多方面で活動。2022年に『わたしたちの怪獣』を発表し、短編として初の日本SF大賞最終候補となる。
- ホークマン
- 2018年に大崎祟人名義で『配信勇者』原作を担当（作画：育朗）し、デビュー。2020年より「月刊コミックガーデン」、WEBマンガサイト「MAGCOMI（マグコミ）」にてホークマン名義で『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』の原作を担当し、同作は次にくるマンガ大賞2021にノミネートされる。
- メカルーツ
- 2016年につるかめ名義で『雨天の盆栽』を連載しデビュー。読切『鍋島オクナの一日。』をメカ・ルーツとして発表。『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』の作画を担当し、同作は次にくるマンガ大賞2021にノミネートされる。
SFをSF考証する
- 企画案内
- 小説家であると同時に、SF考証として多くのアニメーションやゲームに参加、最近は脚本も執筆する、多方面で活躍中のハードSFの新たなる旗手、高島雄哉。
それぞれの現場から見えてくるSFの未来とは──最新情報と即興のSF考証にご期待ください。 - 出演者／プロフィール（敬称略）
- 高島雄哉
- 小説家＋SF考証。2014年、『ランドスケープと夏の定理』で第五回創元SF短編賞を受賞してデビュー。『エンタングル：ガール』『不可視都市』『青い砂漠のエチカ』など多数の小説を発表する一方、アニメーション『ゼーガペインADP』『機動戦士ガンダム水星の魔女』、ゲーム『アーマードコア6』など多くの作品にSF考証として参加。近年はプラネタリウム作品やTVアニメーションシリーズ『ザ・ファブル』等のシナリオ執筆も手掛ける。
20年代のSFとライトノベル
- 企画案内
- 10年代以降のキャラクター文芸の拡大にあわせ、SFレーベルからもキャラクターに焦点を当てた作品が多数出版されている。2021年にアニメ化した『裏世界ピクニック』（ハヤカワJA）を筆頭に短編から長編まで多岐にわたる作品群は、20年代の間にどこへ向かってゆくのか。作家から見た「キャラクターSF」のこれまでとこれからについて、ライトノベル作家でありSFレーベルにも著作を持つ周藤蓮と夏海公司が語り合う。
- 出演者／プロフィール（敬称略）
- 夏海公司
- 2008年に『葉桜が来た夏』で電撃小説大賞を受賞しデビュー。以降の著作に『ガーリー・エアフォース』『なれる！ SE』等。2022年に早川書房より『はじまりの町がはじまらない』を出版。
- 周藤蓮
- 2017年に『賭博師は祈らない』で電撃小説大賞を受賞しデビュー。以降の著作に『吸血鬼に天国はない』『明日の罪人と無人島の教室』等。2022年早川書房より『バイオスフィア不動産』を出版。
一般企画案内
東京創元社と最新海外SFを語る部屋
- 企画案内
- 今年のヒューゴー賞・ネビュラ賞の短編・中編部門候補作を紹介しつつ、英米SFの最新潮流を見ていきます。時間があればローカス賞その他の賞の候補作紹介も。
- 出演者／（敬称略）
- 石亀航（東京創元社）、勝山海百合
- 時間/部屋
- 17:00～18:00/ZoomA枠
土地的なSF
- 企画案内
- 今年は『大阪SFアンソロジー：OSAKA2045』と『京都SFアンソロジー：ここに浮かぶ景色』（Kaguya Books）、『巣 徳島SFアンソロジー』（あゆみ書房）と、地域SFアンソロジーが刊行されました。
これまでにも刊行されている、特定の地域を描いたSF作品などを参照しながら、SF的想像力と土地・土地で暮らす人々について考えます。 - 出演者／（敬称略）
- 井上彼方・なかむらあゆみ
- 時間/部屋
- 17:00～18:00/ZoomB枠
最新海外 SF・ファンタジイ情報 こんな本が売れてます
- 企画案内
- SFマガジンで未訳の長篇短篇を紹介しているレビュアーと翻訳SFの編集者が、いま海外ではどんなSFとファンタジイが流行っているかを紹介します。いま注目すべき作家は？ また、これから刊行される本の話題なども。
- 出演者／（敬称略）
- 鳴庭真人・東方綾（早川書房）
- 時間/部屋
- 18:10～19:10/ZoomA枠
カクヨム円城塔賞攻略部屋
- 企画案内
- 2023年12月1日から2024年2月1日まで募集されるカクヨムWeb小説短編賞2023に、本年限りの特設賞として円城塔賞が設けられています。
本企画では、この円城塔賞の攻略手段をあらゆる側面から提案します。今年限りのお祭りを、一緒に楽しんでみませんか。 - 出演者／（敬称略）
- 下村思游
- 時間/部屋
- 18:10～19:10/Discordのボイスチャンネル
海外クィア SF の広がり
- 企画案内
- ぞくぞくと増えているクィアSF。紅坂紫さんとKaguya Booksの井上彼方さんが編者となった『結晶するプリズム：翻訳クィアSFアンソロジー』も大きな注目を集めました。できるだけ多くの人を取りこぼさないために、SFができることとは。ゲストと一緒に、海外クィアSFの活況とその意義を考えます。
- 出演者／（敬称略）
- 堀川夢・紅坂紫・橋本輝幸
- 時間/部屋
- 19:40～20:40/ZoomA枠
賀東招二先生に訊く物語の世界観
- 企画案内
- 『フルメタ』から11月始動の新シリーズ『MOON FIGHTERS!』まで、賀東招二先生の作品の世界観はユニークな色彩を持ちます。この「世界観設定」を切り口に、賀東先生に色々な話を伺う企画です。事前質問大募集中。聞き手には編集者・ライターの平和さんを迎えます。
- 出演者／（敬称略）
- 賀東招二・平和
- 時間/部屋
- 20:50～21:50/ZoomA枠
WORKBOOK京フェス特集号
- WORKBOOK118京フェス特集号
- 本年度京フェス開催に因み、KUSFAの機関誌『WORKBOOK118』にて京フェス特集号を発行します！
京フェス講演者の方々へのインタビューのほか、関連作品レビューや、OPたちによるこれまでの京フェスの様子を語った座談会、現役大学生SFファンダムによる「当世大学生SFファン会議」の文字起こし記事など、京フェス参加者必見の内容が盛り沢山！文学フリマ東京にて頒布予定ですので、ぜひお手に取ってご覧ください。
Boothでの販売を行っています：https://kusfa.booth.pm/items/5235855%E3%80%80