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本会について

最終更新時間:2013年10月05日 12時57分01秒

本会について

企画案内

タイムテーブル

10:00〜11:00受付開始
11:00〜12:00小説とコミュニケーション
12:00〜13:10休憩
13:10〜14:10SFの中のセックス、セックスの中のSF 〜私たちは何をエロいと思うのか
14:10〜14:20休憩
14:20〜15:20近未来都市SFのフロンティア
15:20〜15:30休憩
15:30〜16:30奇想コレクションの舞台裏
16:30〜クロージング

※時間は仮のものです。

小説とコミュニケーション

企画案内
 ともに実験的とも言える手法を用いた作品を発表しておられる、円城塔氏と福永信氏をお迎えしての対談企画となります。テーマは「小説とコミュニケーション」。両氏の作中で描かれる、謎や問題をはらんだ様々なつながり。互いの作品への言及などを通じて、お二人に物語とコミュニケーションの関係を語っていただきます。
出演者/プロフィール(敬称略)
 円城塔
 小説家。1972年生まれ。著書に『Self-Reference ENGINE』、『オブ・ザ・ベースボール』、『これはペンです』ほか。2012年、『道化師の蝶』で芥川賞を受賞。
 福永信
 小説家。1972年生まれ。著書に『アクロバット前夜』、『一一一一一』、『コップとコッペパンとペン』ほか。最新刊は『三姉妹とその友達』。
時間
11:00〜12:00

SFの中のセックス、セックスの中のSF 〜私たちは何をエロいと思うのか

企画案内
 SF小説家としてセックスがテーマの作品に挑戦されている小川氏と、エロ漫画家としてSF的・伝奇的な要素を取り込んだ作品を書かれている掘骨氏。それぞれまったく異なった視点からお互いに「何がエロいと感じるのか」について語っていただきます。企画の中では小川氏と掘骨氏の初のコラボ作品の発表も行います!
※こちらの企画は18歳未満立ち入り禁止となっております
出演者/プロフィール(敬称略)
 小川一水
 小説家。代表作に〈天冥の標〉シリーズ、『第六大陸』、『老ヴォールの惑星』など。近年の挑戦的な著作として、様々な種類のセックスを描く『天冥の標 IV』や、異種知性とのセックスを描いた短篇「静寂に満ちていく潮」などがある。
 掘骨砕三
 漫画家。代表作に〈下水街〉シリーズ、『クロとマルコ』、『はんぶん娘』など。常識にとらわれないセックスを描く漫画を多く手がけており、SFにも造詣が深い。
時間
13:10〜14:10

近未来都市SFのフロンティア

企画案内
 今年7月と8月に完結したスワロウテイルシリーズとパンツァークラウン・フェイセズ。近未来都市SFの最前線と題しまして、ハヤカワJAで活躍していらっしゃる吉上亮氏 と籘真千歳氏をお迎えしての対談企画となります。特殊なテクノロジーの上に成立した魅力的な都市を舞台に活躍する主人公、そして主人公の目を通して描かれる都市そのもの。共通性のあるお二人に自作と互いの作品についてお話しいただき、それぞれの作品の理解を深めるとともに、近年のSF作品で存在感を増しつつある都市という要素について視線を注いでみましょう。
出演者/プロフィール(敬称略)
 吉上亮
 1989年生まれ。2013年にハヤカワJAより『パンツァークラウン フェイセズ』(全三巻)でデビュー。また、それ以前から同人ゲームサークルSans-Boundariesの代表を務め、2010年には『I/DEAL GUNS&ROCKS AUREA MEDIOCRITAS』を発表している。
 籘真千歳
 1976年生まれ。2008年に『θ 11番ホームの妖精』で電撃文庫よりデビュー。2010年にハヤカワJAより『スワロウテイル人工少女販売処』を発表2011年に同作、第10回センス・オブ・ジェンダー賞話題賞を受賞。2013年7月にシリーズ4作目フィナーレとなる『スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの』を刊行。
 蒼井亜璃夏
 同人ゲームサークル無限逃避級数で『夢の浮橋〜新釈・源氏物語〜』を完成させた実績を買われSpicy Tailsのディレクターに就任、『WORLD END ECONOMiCA』の制作に携わる。吉上氏と在学中からの交友がある。
時間
14:20〜15:20

奇想コレクションの舞台裏

企画案内
 今年度に出版された『たんぽぽ娘』を最後に、全20冊のアンソロジー叢書である《奇想コレクション》が完結いたしました。 ここ10年の海外SFを牽引した叢書の完結を記念しまして、叢書の編集出版に深く携わられた中村融氏、そしてご自身も翻訳という形で関わられた大森望氏のお二人をお招きして、その舞台裏について語って頂きます。
出演者/プロフィール(敬称略)
 中村融
 翻訳家、研究者、アンソロジスト。主著に 『20世紀SF』全6巻(山岸真と共同編集)、『影が行く』、『地球の静止する日』、『時の娘』、近年では『ブラッドベリ年代記』など多数。《奇想コレクション》シリーズでは、『ふたりジャネット』を初め計9冊の編集・翻訳に携わる。
 大森望
 翻訳家、書評家。 著書に『現代SF1500冊』、『特盛! SF翻訳講座』、『狂乱西葛西日記20世紀remix』など多数。『NOVA書き下ろし日本SFコレクション』の責任編集をもつとめる。《奇想コレクション》シリーズでは『不思議のひと触れ』、『輝く断片』、『最後のウィネベーゴ』の編集・翻訳に携わる。
時間
15:30〜16:30